ジャクソンホール会合前に読んでください
今日の日経平均株価は、
前営業日比98円84銭高の1万9452円61銭と反発。
薄商いは継続していますが、
日米金利差の拡大などで1ドル=109円台と円安・ドル高進行したことや、自律反発の買いもあったようです。
ジャクソンホール会合の様子見、と今週は良く書いた気がします…直前なので改めて掘り下げておきましょう(*^▽^*)
米ワイオミング州ジャクソンホールで25日に開催されるカンザスシティ連銀主催の年次経済シンポジウムでは、
イエレン連邦準備制度理事会(FRB)議長が出席し、
現地時間25日午前8時(日本時間午後11時)から金融の安定をテーマに講演を行う予定です。
イエレンFRB議長は昨年の経済シンポジウム(Designing Resilient Monetary Policy Frameworks for the Future)にも参加しており、
8月26日に「連邦準備制度の金融政策ツールキット」というテーマで講演を行いました。
講演では「労働市場の堅調な展開や経済、物価に関する見通しに照らせば、この数カ月間で利上げの条件は整ってきたと信じている」と述べており、
26日のニューヨーク市場では9月利上げを想定してドル・円は100円台後半から101円94銭まで上昇しました。
ドル高の流れは翌週も続いており、
ドル・円は9月2日に104円32銭まで買われています。
(ただ、追加利上げが実際に行なわれたのは12月でした)
なお、今年の経済シンポジウムの主題は「Fostering a Dynamic Global Economy」となっており、
国際貿易に関するディスカッションが行なわれる予定です。
イエレンFRB議長の講演で国際貿易に関する見解を表明するかどうかわかりませんが、
年内追加利上げに前向きであることを市場に伝達するとの思惑が広がっており、
市場関係者の間では「講演終了後にドル買いが強まるのではないか?」声が聞かれています。
また、国際貿易に関するディスカッションでは為替相場について議論されるかもしれないとの見方もあるようです。
今週もお疲れ様でした!