朝鮮半島有事に対する警戒感は払拭されず
今日は気になる北朝鮮地政学リスクを深掘り☆
北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長はグアム島周辺へのミサイル発射計画について、
「決定を下す前に、もう少し米国の行動を注視する」との慎重な姿勢を示したことが報じられており、米朝軍事衝突に対する市場の懸念はやや後退しました。
しかしながら、ロシアのラブロフ外相は中国の王毅外相との電話会談で
「米韓合同軍事演習が実施された場合、朝鮮半島情勢はさらに悪化する」との懸念を伝えたそうです。
米韓による朝鮮半島での合同軍事演習は21日に開始される予定となっており、
市場関係者の間からは地政学的リスク増大を引き続き警戒する声が聞かれています。
15日のニューヨーク市場では良好な米経済指標を背景に米連邦準備制度理事会(FRB)の追加利上げに対する思惑が強まり、
ドル買いが優勢となりましたが、
リスク選好的なドル買いがさらに拡大するかどうかは、
北朝鮮情勢の展開次第となりそうです。
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