ダウは4営業日ぶりに反発
11日のダウ平均は、
前日比14ドル31セント高の2万1858ドル32セントと4営業日ぶりに反発。
3営業日連続で下げていたことや前日の200ドル以上の下げで、押し目買いが入ったものの、
北朝鮮を巡る地政学リスクへの警戒は高まっており、
積極的な買いは入れにくい状況と言えそうです。
北朝鮮が核弾頭をミサイル搭載可能な水準にまで小型化に成功したと判断する米当局の分析が報じられており、
北朝鮮人民軍戦略軍は、
「火星12(中距離弾道ミサイルとみられる)でグアム島周辺への包囲射撃を断行する作戦案を慎重に検討している」としています。
ことをきっかけにドル売りが優勢となり、
それに対しトランプ米大統領は「世界が目にしたことのないような炎と怒りに直面することになる」、
「北朝鮮はこれ以上、米国を脅さない方がいい」とけん制しています。
北朝鮮はもう打つしか選択肢が残されていないのではとの意見があり、グアム島周辺への包囲射撃の危険性は高まっているようです。