日経平均は2万円台を回復、上海総合株価指数は年初来高値を更新 | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

日経平均は2万円台を回復、上海総合株価指数は年初来高値を更新

今日の日経平均株価は、
前営業日比94円25銭高の2万0080円04銭と続伸し、20000円台を回復。
欧米株高や、主力大型株の好決算銘柄が買われたことなどが追い風となりました。

さて上海総合株価指数が年初来高値を更新していますね。
経済指標が好調なほか企業業績に対するポジティブな見方も広がっているようです。
7月31日に発表された中国製造業PMIは下振れたものの、51.4と景況判断の分かれ目となる50を12カ月連続で超えています。

↓以下中国PMIについての説明です。
参考にしていただけると幸いです。
PMIはPurchasing Managers's Indexの略で、購買担当者景気指数とも呼ばれています。
中国の製造業3千社へのアンケート調査から算出・指数化したもので、
中国景気の先行指標となっており、約2ヶ月先行すると言われています。前回扱ったGDPとの連動性もあり、中国経済の先行きをみるために重要な指標であるといえます。

中国のPMIは、中国国家統計局と中国物流購入連合会が公表する製造業PMIと、中国のメディアである財新(Caixin)が公表する財新製造業PMIの2つがあります。
中国国家統計局と中国物流購入連合会が公表する製造業PMIの調査対象は大手国営企業が多く、
財新製造業PMIは中小企業が多いとされています。
そこで、大企業の景気をチェックするときは製造業PMIを、さらに深掘りして中小企業の景気をチェックするときは財新製造業PMIをウォッチしましょう。
見方としては50が節目で、
受注や生産などが50を超えると景気拡大、50未満だと景気後退を示しているとされています。

詳しくは

三井智映子と学ぶ「資産運用のABC」~あなたは“お金のデザイン”ができていますか?~押さえておきたい中国の経済指標2/

を読んでみてくださいね。