ダウは6日続伸
おはようございます☀
ダウ平均は、前日比72ドル80セント高の2万1963ドル92セントと、
6日続伸して過去最高値を更新しましたね。
強い…!!!
米決算本格化で好業績銘柄に買いが入ったほか、
金融機関の自己勘定取引の規制が緩和されるとの期待感が改めて出て来たことで金融株が買われたよう。
またイエレン議長の議会証言でインフレ鈍化に言及、先週のFOMCでは声明で物価の現状認識の引き下げでドル売りと、ここにきて米国の物価動向への注目度が高まっています。
そんな中1日火曜日に発表されたPCEデフレーターが前年同月比で4カ月連続で鈍化したことを受け、
利上げへの不透明感が台頭。低金利環境の継続するかもしれない、ということも株高に一役買っているよう。
PCEデフレーターは、正式にいうと、
Personal Consumption Expenditures Deflator。
名目個人消費支出(名目PCE)を実質個人消費支出(実質PCE)で割ったもので、簡単にいうと個人消費からみた物価動向を示す指標です。
PCEデフレーターの変動が物価変動となることを把握していただければオーケーです。
PCEデフレーターの変化率がプラスなら物価が上昇している、つまりインフレーション。マイナス変化なら物価も下落、つまりデフレーションとみることができます。また米国消費者物価指数(CPI)より調査範囲が広いこと、個人の支出項目を対象としていることが特徴です。
PCEデフレーターの中でも、個人消費支出関連のインフレを示す指数のうち価格変動が激しいエネルギーと食品を除いたものを「PCEコアデフレーター」といいます。このPCEコアデフレーターこそが、FRBが物価指標の中で最も!重要視!しています。
イエレン議長は議会証言でインフレの鈍化に言及しており、その意味でもPCEコアデフレーターに注目だと考えます。
では今日も頑張ってまいりましょう!