下降?
今日の日経平均株価は、
前営業日比34円66銭安の1万9925円18銭と、20000円を割った状態が継続しました。
これからどうなるのかテクニカルで紐解くと、
足元で25日線が上値抵抗として意識されていたものが本日はその下に位置する5日線に上値を抑えられています。
一目均衡表では雲上限を下回り、雲の中での推移。
転換線、基準線が上値抵抗として意識されているほか、
遅行スパンは下方シグナルを継続させている。
週間形状では僅かに13週線を下回ってきており、調整色が強まりやすくなっています。
ボリンジャーバンドはバンドが緩やかに下降してきており、
これに沿った調整が続くとなると、目先的には75日線を試す可能性が。
MACDはシグナルとの乖離がやや拡大してきており、陰転シグナルが長期化…
ファンダメンタルズ的には
FOMC議会証言でバランスシート縮小が6月に示された「年内」から「比較的早期に」へ変更され、年内の米追加利上げの雲行きはやや怪しくなってきたようです。
アメリカの経済指標を注視したいところですが、
足元では2017年4~6月期のGDP速報値が前期比年率で実質2.6%増と市場予想の2.7%増を下回りました。米労働省が発表した4~6月期の米雇用コスト指数も予想を下回っています。
また北朝鮮などの地政学リスクも台頭してきていますね。
明日から8月ですが、
8月はここ数年円高に大きく振れる押し目局面があるように見受けられます。
円高になれば日経平均も押し目買いチャンスが?
それも含めて注視したいところですね。