アメリカのインフレ見通しは?米国経済指標とFOMCを要チェック!
今日の日経平均株価は、
前営業日比20円47銭安の1万9955円20銭と小幅ながらに3日続落となりました。
今日から開かれる米FOMC(連邦公開市場委員会)を前に円高・ドル安が一服し、
朝方は買いが先行して2万円台を回復する場面もありました。
しかし、FOMCの結果やこれから発表が本格化する企業決算を見極めたいとする思惑が強く、
前引けにかけてマイナスに転じてしまいました。
東証1部売買代金は連日で2兆円を割り込み、手控えムードの強い1日でした。
個別株では、決算の監査意見に関する報道が見られた東芝<6502>や、業績予想の修正を発表した昭和電工<4004>の下げが目立ちました。
また、新作ゲームの情報公開で材料出尽くし感が広がったenish<3667>も大きく売られてしまいました。
一方、20日に好決算を発表した安川電機<6506>は4%を超える上昇で再び上場来高値を更新しました。
一部証券会社が目標株価を大幅に引き上げたようです。
米国では26日にFOMCの結果発表、
さらに「ロシアゲート」疑惑を巡るトランプ・ジュニア氏の議会証言が控えており、
日経平均はまだまだこう着感の強い展開が続きそうです。
ただ、前述したとおり企業の決算発表が徐々に始まっており、
決算を手掛かりとした物色は活発となることが見込まれます。
今日の取引終了後には信越化学工業<4063>、オービック<4684>、三菱自動車<7211>などが決算発表しており、
いずれも市場予想を上回ったようです。明日の値動きに注目ですね!
さて今週もフィスコマーケットレポーター三井智映子の「住信SBIネット銀行の気になるレポート」をリリースしましたので参考にしていただけると嬉しいです。
■アメリカのインフレ見通しは?米国経済指標とFOMCを要チェック! 住信SBIネット銀行(三井智映子)
https://news.finance.yahoo.co.jp/detail/20170725-00933901-fisf-bus_all
https://web.fisco.jp/FiscoPFApl/SelectedNewsDetailWeb?nwsId=0009330020170725901&nwsType=smshnsbi
