反落

今日の日経平均株価は、

前日比97円10銭安の2万0098円38銭と反落。

前日のダウは前日比55セント高の2万1409ドル07セント（速報値）と、ロシアゲートの再燃で一時100ドル以上下げる場面があるなど波乱含みでしたが、業績期待先高期待などから買い戻しが入り小幅に反発しました。

日経平均は時間外取引で米金利が一段と低下したことで円高・ドル安にふれたことから利確売りが優勢となりましたが、日銀ETF買い入れ期待もあり底堅さを見せています。

米連邦準備理事会（FRB）のイエレン議長の議会証言など今後の重要日程を控えて様子見ムードもあったようです。

昨日も書きましたが、

米国では本日12日にベージュブック（地区連銀経済報告）の公表やイエレンFRB（米連邦準備理事会）議長の議会証言が予定されています。

市場ではこれらを見極めたいとの思惑があるようです。

一方、前述したとおり米雇用統計が良好な内容だったことから、

イエレン氏の証言により年内利上げ観測が高まる可能性があるとの見方も聞かれます。

後者の場合、3月に付けた取引時間中の年初来高値（20318.11円）更新も視野に入りそうですね。