マーケット概況
今日の日経平均株価は、
114円50銭高の20195円48銭と続伸しました!
前日の米国市場でNYダウが小幅に下落した流れを受けて、
日経平均も7円安からスタートしました。
しかし、その後円相場が一時1ドル=114円40銭台まで下落したことから、
日経平均も強含みの展開となりました。
市場では「先週末に発表された米雇用統計を受けて、引き続き地合いは良好」との声が聞かれました。
個別株では、
日経平均構成銘柄に新規採用されたセイコーエプソン<6724>、
映画「スパイダーマン:ホームカミング」の好調が伝わったソニー<6758>、
血友病治療薬の試験結果が好感された中外製薬<4519>などが買われました。
新興市場でも東証マザーズ指数が3日続伸、
日経ジャスダック平均が5日続伸しました。
米国では12日にベージュブック(地区連銀経済報告)の公表やイエレンFRB(米連邦準備理事会)議長の議会証言が予定されており、
市場ではこれらを見極めたいとの思惑があるようです。
一方、前述したとおり米雇用統計が良好な内容だったことから、
イエレン氏の証言により年内利上げ観測が高まる可能性があるとの見方も聞かれます。
後者の場合、3月に付けた取引時間中の年初来高値(20318.11円)更新も視野に入りそうですね。