日銀の金融政策、さらに掘り下げ! | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

日銀の金融政策、さらに掘り下げ!

おはようございます☀

昨日の記事にたくさんの反響を頂きましたので、

日銀の金融政策についてさらに掘り下げたいと思います。

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報道によると、自民党の有志議員で構成される「財政・金融・社会保障制度に関する勉強会」は15日、2回目の会合を開き、金融政策に関して意見交換しました。

会合に初めて出席した石破氏は「日本が迎える状況は極めて危機的」との見方を記者団に伝えたそうです

 

市場関係者の間では、「米連邦準備理事会(FRB)はバランスシート縮小に舵をきっており、

欧州中央銀行(ECB)は2018年には緩和策の解除に動く可能性が高いが、日本銀行の方向性は未だ定まっていない」との声が聞かれています。

 

今回の金融政策決定会合で金融政策の現状維持が賛成多数で決定されましたが、

注目された記者会見で黒田総裁は異次元の金融緩和から政策を正常化させる「出口」の手順や経済に与える影響などについて語らず、

市場関係者の間からは「期待外れだった」との声が聞かれました。

 

今回の金融政策会合で緩和策の出口政策について議論されることはないとみられていましたが

黒田総裁の会見では出口政策について何らかの示唆があると予想していた市場関係者は多かったはずです。

一部の市場関係者は「日銀は遅くとも年内には出口政策について正式に検討を開始するのではないか」と想定していますが、

黒田総裁からその言葉が聞かれるのは果たしていつになることやら、という辛口な意見もあるようです。

昨日も書きましたが出口戦略がどうなるか本当に気になります…

引き続きチェックしていきたいと思います!