わずかながら続落
今日の日経平均株価は、
前日比9円83銭安の19898円75銭と、わずかながら続落してしまいました。
前日の米国市場では引き続きハイテク株が売られ、
米株安や円相場の上昇を受けて東京市場でも売りが先行しました。
寄り付き後は建設・不動産などの出遅れ感が意識されたセクターに買いが入ったほか、
後場に入ると軟調だった値がさ株もやや下げ幅を縮め、
日経平均はプラスに切り返す場面が度々見られました。
とはいえ、今日から米FOMC(連邦公開市場委員会)が開催されるとあって様子見ムードが強く、
後場の日経平均の値幅は30円弱にとどまっています。
市場では「明日もFOMCの結果発表を控えこう着感の強い展開になりそう」との声が聞かれました。
新興市場では東証マザーズ指数、
日経ジャスダック平均ともに反発しました。
ただ、いずれも前日の値幅内で推移し、
積極的に上値を追う動きは限定的でした。
マザーズでは遺伝子治療薬に関する報道を受けてアンジェスMG<4563>に買いが殺到しており、
一方、直近で株価が大きく上昇していた銘柄には利益確定売り圧力が強まっており、
物色の対象が移り変わりつつあると言えるかもしれません。