4営業日続落
今日の日経平均株価は、
前営業日比27円28銭安の1万9650円57銭と4営業日続落。
欧米株安、円高・ドル安で売りが優勢も、
米重要経済指標にらみで様子見ムードもあったようです。
さて今週末は雇用統計、6月利上げの行方も気になるところ^_^
現時点で市場参加者の大半が6月13-14日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合で0.25ポイント追加利上げが決定されると予想しています。
ただし、一部の市場関係者の間からは
「米バランスシートの縮小規模や2018年度における国債発行計画が明らかになるまでは、米長期金利の動向を予測することは難しい」、
「経済指標が悪化した場合、10年債利回りはもう一段低下する可能性がある」
との声が聞かれており、
米金利見通しの不透明感は目先におけるドル上昇を阻む要因になるとみられています。
今のところ、米FRBのバランスシートを縮小する作業が開始されるのは今年10-12月期と予想されており、
縮小作業の終了は2020年末頃になるとの見方が多いようです。
年内の利上げについては6月と9月に0.25ポイントの追加利上げが実施されるとの予想が一般的(市場コンセンサス)ですが、
インフレ見通しに大きな変化がなければ、
バランスシートが縮小する過程でも(2018年以降)緩やかなペースでの利上げは可能との見方が出ている。
ただし、利上げ継続の可否は経済次第でインフレ率が1%台前半まで低下した場合、
利上げを継続することは極めて難しくなります。
注視してまいりましょう。
フィスコラインでも改めて配信されましたが、住信SBIネット銀行の「ウィークリーレポート」では、先週のおさらいと今週の注目ポイントが挙げられているのでご紹介しております。■今週は米国の雇用関連を中心とした経済指標の発表を注視!住信SBIネット銀行(三井智映子)
https://news.finance.yahoo.co.jp/detail/20170530-00933901-fisf-bus_all
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