米経済指標について GDP 耐久財受注統計
今日の日経平均株価は、
前営業日比10円34銭高の1万9697円18銭でスタート。
G7を無事に通過し、手掛かり材料難の中小動きとなっています。
さて米商務省が26日発表した今年1-3月期の国内総生産(GDP)改定値は前期比年率+1.2%に上方修正されましたが、
同日発表の4月耐久財受注統計における民間設備投資の先行指標とされるコア資本財(非国防資本財から航空機を除く)の受注は前月比横ばい、
出荷は-0.1%でした。
この結果を受けて、米ニューヨーク連銀の国内総生産(GDP)予想「ナウキャスト」は、
今年4-6月期のGDPの伸び率は年率換算で+2.32%から+2.17%に下方修正しました。
また、米アトランタ地区連銀の経済予測モデル「GDPナウ」も、今年4-6月期の米GDPの伸び率を年率換算で4.1%から+3.7%に下方修正しています。
ただし、下方修正されても4-6月期の米経済成長率は年率換算で2%を超える可能性は高いとみられており、
米金利見通しに大きな影響を与えることはないはずです。
6月のFOMC会合で0.25ポイントの追加利上げが実施されることは間違いないと見て良さそうです。