3日ぶり反落
今日の日経平均株価は、
前日比65.00円安の19613.28円と3日ぶりに反落しました。
前日の米株高が支えとなったものの、
英マンチェスターのコンサート会場で爆発事件が発生したことに加え、
米国では今晩の予算教書提出や24日のFOMC(連邦公開市場委員会)議事要旨公表が控えていることもあり、
上値の重い展開でした。
個別株ではレーティング変更を受けた物色が見られ、
格上げ観測のテルモ<4543>やフジクラ<5803>が買われる一方、
格下げ観測のディー・エヌ・エー<2432>が急反落しました。
新興市場では東証マザーズ指数、
日経ジャスダック平均ともに3日続伸しました。
日経平均が上値の重い展開となっていることから、
個人投資家さんの資金は新興市場、
とりわけ値動きの軽い材料株に向かっているようです。
マザーズでは夢展望<3185>やリミックスポイント<3825>、
ASJ<2351>が連日のストップ高となりました。
米政治リスクに加え欧州の社会不安が再燃したことで、
当面は中小型株主導の相場展開が続くかもしれません。