任期と政策「2018年問題」
今年は2017年、
来年は2018年。
さて皆様は2018年問題って聞いたことがありますか?
2018年、安倍晋三首相、そして黒田東彦日銀総裁が揃って任期を迎えることを指して「2018年問題」といいます。
首相や日銀総裁が変わるとこれまで推進されていた金融政策が変更となる可能性が浮上するため、
先行きが不透明になるわけです。
しかしこの「2018年問題」が先送りになりそうなのです。
現在は「連続2期6年」なのですが、「連続3期9年」となったのです。
「連続2期6年」の場合安倍総理の任期は2018年9月まででしたが、もし3期目も…となれば総裁任期は2021年9月までとなるわけですね。
そうなる可能性は高そうですし、世界的にも安定した内閣支持率の安倍総理がアベノミクスを継続する見通しとなるため、株価的には良さそうです。
では黒田総裁はどうなのでしょうか?
黒田総裁の任期は来春まで。すでに一年を切っています。
インフレ率2%を2年以内に達成するとしている黒田総裁ですが、任期満了までに異例の異次元緩和策の出口戦略を完了させることはおそらく難しいであろうという見方が大半です。
では次の総裁の任期に異次元緩和は引き継がれることになるのか?
人材の問題は?
この異次元緩和がどうなるかは為替や株価に大きな影響を与えますよね…