任期と政策「2018年問題」 | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

任期と政策「2018年問題」

今年は2017年、
来年は2018年。

さて皆様は2018年問題って聞いたことがありますか?
2018年、安倍晋三首相、そして黒田東彦日銀総裁が揃って任期を迎えることを指して「2018年問題」といいます。
首相や日銀総裁が変わるとこれまで推進されていた金融政策が変更となる可能性が浮上するため、
先行きが不透明になるわけです。
しかしこの「2018年問題」が先送りになりそうなのです。

自民党は今年3月5日の党大会において自民党総裁任期を延長することに決めました。
現在は「連続2期6年」なのですが、「連続3期9年」となったのです。
「連続2期6年」の場合安倍総理の任期は2018年9月まででしたが、もし3期目も…となれば総裁任期は2021年9月までとなるわけですね。
そうなる可能性は高そうですし、世界的にも安定した内閣支持率の安倍総理がアベノミクスを継続する見通しとなるため、株価的には良さそうです。

では黒田総裁はどうなのでしょうか?
黒田総裁の任期は来春まで。すでに一年を切っています。
インフレ率2%を2年以内に達成するとしている黒田総裁ですが、任期満了までに異例の異次元緩和策の出口戦略を完了させることはおそらく難しいであろうという見方が大半です。
では次の総裁の任期に異次元緩和は引き継がれることになるのか?
人材の問題は?
この異次元緩和がどうなるかは為替や株価に大きな影響を与えますよね…

日銀法を見てみますと、日銀法第24条で日銀総裁は再任されることができると規定されているようです。

続投が禁止されているわけではありません。

しかし前例はないよう。

戦後50年で再任されて10年務めた日銀総裁はいないみたいです。

また黒田総裁の年齢の問題も。再任されると任期満了時は78歳となるため体力面で心配との声もあるようです。

安倍首相は黒田総裁の金融政策に全幅の信頼を置いており、もし後任となっても異次元緩和策の継続がされる可能性は高いともされていますが、

来年どうなるのかしっかりウォッチしてまいりましょう!

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今日は某セミナーで、お勉強!!外も暑いけど、私もアツイです!