調整は想定内?
今日の日経平均株価は52.70円安の19843.00円と4日ぶりに反落しました。
とはいえ、連休を挟んだ3営業日で700円近く上昇していましたし、
節目の2万円が目前ということもあって、
市場では「調整は想定内」との受け止め方が多いようです。
自動車株を中心に輸出関連株や景気敏感株が利益確定売り優勢となりましたが、
内需・ディフェンシブ関連株には買いが入り、
全体としては底堅さが窺える展開でした。
日経平均が2万円の大台を前に足踏みとなれば、
決算を手掛かりとした個別物色が活発になると考えられます。
今日の取引終了後には動向が注目される三菱自動車<7211>のほか、旭硝子<5201>、トレンドマイクロ<4704>、ベネッセHD<9783>などが決算発表しています。
また、取引時間中に決算発表する企業も多くなっているので、
「気づかないうちに株価が急落していた!」などということのないよう、
しっかりチェックしておきましょう。
もう1つ注目したいのが新興市場です。
今日は日経ジャスダック平均が8日続伸し、
東証マザーズ指数も小幅ながら4日続伸しました。
主力大型株のこう着ムードが続けば、
引き続き中小型株に物色が向かいやすいでしょう。
また、今日はビットコインが高値更新しているとのニュースから仮想通貨関連銘柄が買われました。
決算だけでなくテーマ株物色のトレンドもつかんでおきたいですね。
最後に…ゴールデンウィークの連休が明けて、
しばらくご無沙汰しているIPOの発表が近いうちにあるとの声が聞かれます。
発表がありましたらこちらでも取り上げたいと思います。
お楽しみにー!
今日もお疲れ様でした!