フランス大統領選直前レポート!
注目のフランス大統領選について改めてレポートしたいと思います、
ぜひ読んでみてくださいね!
23日投票の第1回フランス大統領選挙で過半数票を獲得する候補者はいないと予想されており、
来月行われる上位2名を対象とする決選投票で大統領が選出されることになりそうです。
大統領選は混戦状態となっていますが、
有権者の主な関心は景気回復、雇用改善に向けられています。
欧州連合(EU)からの離脱の是非についても主要な争点になっているようですが、
それによって景気が良くなり、
雇用情勢が改善するかどうかを有権者は重視しています。
有力候補の一人であるルペン氏はEUからの離脱の是非を問う国民投票の実施を公約に掲げていますが、
ルペン候補が大統領に選出されてもフランスはEUから離脱しないケースも考えられます。
同じく有力候補の一人であるマクロン氏は中道系独立候補と紹介されていますが、
大企業(財界)寄りの人物、
いわゆるグローバリストであることに疑いはなく、
大統領に選出されても景気回復や雇用改善は期待できないとの批判もあります。
大企業はおおむねマクロン候補を支持しているようですが、
同氏が大統領に選出されても一般有権者が希望するような政策が導入されるとは限らないとの声が聞かれています。
外為市場はルペン候補とマクロン候補の2名が決選投票に進出することを織り込んでいますが、
第1回投票でルペン候補の得票率が2位以下を5ポイント以上上回った場合
(世論調査を上回る支持を集めた場合)、
決選投票で大統領に選出される可能性は高まるため、
ユーロ売り材料になる、と考えられます。
この影響でドル・円やポンド・ドルの値動きも荒くなる可能性があります。
注視し、ぜひチャンスを掴みましょう!