中国の不動産登記が年内完成の見通し
今日の日経平均株価は、
前日比1円71銭安の1万8430円49銭と、わずかながら4日ぶりに小反落。
前日のNYダウは100ドル超の下げとなりましたが、
ドル円が1ドル=109円近辺と円安に振れたことが好感され買いが優勢に。
しかしポジション調整の売りが出たほか、
日本郵政が、2015年に買収した豪物流会社トール・ホールディングスの減損処理を検討しており、数千億円規模の巨額損失が出る見込みとの報道が伝わると、リスク回避の売りで値を消す展開となったようです。
さて今日は中国から不動産登記が年内完成する見通しだという話題です。
国務院(内閣に相当)が発表した今年の「経済体制改革重点任務」では、
不動産の全国統一登記の完成などが含まれているとのことです。
これより先、国土資源部の関係者は、
年末までに各市・県のデータを国レベルのデータと合わせる作業を年末までに完成される方針を示したとこのと。
また、上海や北京など4つの直轄市や、
河北省、江蘇省、浙江省などがすでに国レベルのデータと統一したことも明らかにされています。
専門家は、不動産データの全国統一について、
短期的には住宅価格を押し下げる可能性が高いとの見方を示しました。
居住地以外の省市で複数の住宅を保有している人が登記される前に売却する可能性が高いため、
これが価格を押し下げると指摘しており、
中国の不動産価格にも注目したいですね。
