雇用統計についてのまとめ
おはようございます☀
昨日雇用統計ナイトフィーバーをご覧くださった皆様、
ありがとうございました！
さて米労働省が7日発表した
3月の米雇用統計についておさらい！
景気動向を敏感に反映すると言われる非農業部門の雇用者数は前月比9万8千人増と市場予測の18万人を大幅に下振れ。
昨年5月以来10カ月ぶりの低水準となりました。
ちなみに失業率は4.5%、2007年5月以来9年10カ月ぶりの低水準で市場予想の4.7％を下回っています。
平均時給は+0.2％となっており、市場予想と一致。
→全体的には非農業部門雇用者数がかなり悪かったなーという結果でした。
3月中旬の寒波の影響が大きいとされており、雇用改善のトレンドは変わっていない見方が優勢ではありますが、
この大幅な下振れなら一時的大きくドル円も動いても良いようなもの。
ただ、米中対談が開催中であること、
アメリカのバランスシート縮小をニューヨーク連銀のダドリー総裁が匂わせたことや、アメリカのシリア空爆などで
売買しにくい状況なのか番組中もあまり動かず、
円買いドル売りに動いた後は、
米長期金利の反発を受けたドルの買い戻しが入り、円相場は1ドル＝111円近辺で推移しています。
1ドル＝111円の壁が厚く感じますね。
また7日の米国の株式市場では主要３指数は揃って小安くなっており、弱気目ながらもこちらも売買しにくい状況なのかもしれません。