日銀短観について | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

日銀短観について

おはようございます。
さて三井智映子と学ぶ「資産運用のABC」 、
チェックしてくださっていますか?
今回は日銀短観について。
https://news.finance.yahoo.co.jp/detail/20170405-00933901-fisf-bus_all
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足元の日銀短観を紐解いていきますと…
4月3日には3月の日銀短観が発表されましたね。
企業の景況感を示す業況判断指数(DI)は、最も注目される大企業製造業で+12、前回調査の+10から改善しています。大企業非製造業は+20で、こちらも前回調査の+18から改善しました。一方、市場予想は製造業が+14、非製造業が+19を見込んでいたため、市場予想との比較では業種で明暗が分かれる格好になっています。
また、先行き見通しに関しては、大企業製造業は+11へ、非製造業は+16へ低下すると想定されています。米国トランプ大統領の政策に対する不透明感なども反映されてきているものと考えられます。
ほか、2017年度の設備投資計画では、大企業全産業は前年度比+0.6%と、3月調査時点としては、金融危機前の2007年度以来の高水準となっています。設備投資計画は年度後半になって上方修正されていく傾向が強く、現段階ではかなり強気の計画と捉えることができます。
このように日銀短観では、大企業製造業DIを筆頭に注目すべき指標が多数発表されます。それぞれを見比べながら、総合的に日本経済の現状を見極める必要性もあるといえるでしょう。


経済指標を勉強したい方、
THEO(テオ) について詳しく知りたい方は、
三井智映子と学ぶ「資産運用のABC」 
を読んでくださいね( ´ ▽ ` )
https://news.finance.yahoo.co.jp/detail/20170405-00933901-fisf-bus_all