地政学リスク深掘り
さて今日の日経平均ですが、
円高進行とともにロシアで発生した地下鉄爆発事件を受けて地政学リスクの高まりが意識されたことなどが相場を押し下げたようです。
後場には日経平均が一時279円安まで下げ幅を広げましたが、市場では「外国人による売り」との観測が聞かれました。
地政学リスクとともに市場の懸念が高まりつつあるのが、米景気拡大の減速です。
米国では3日に発表された3月マークイット製造業PMIやISM製造業景況指数が前月を下回り、債券利回りの低下に伴いドル売りが優勢となりました。
米経済の先行きについてはポジティブな見方が多かっただけに、減速の兆しが見えた時の反応も大きいのかもしれません。
7日には3月雇用統計の発表も控えており、
引き続き米経済指標には注意する必要があるでしょう。
また、新興市場では東証マザーズ指数、
日経ジャスダック平均ともに大幅続落となりました。
これまで外部環境の不透明感から中小型株に資金が向かっていましたが、
市場全体にリスク回避ムードが広がるとともに大きく値を崩しました。
こうした流れに乗った仕掛け的な売りも見られたことから、買い戻しが入り値を戻すのも比較的早いかもしれません。
しかし、中小型株の上昇ムードに水を差したことは否めず、
当面は個人投資家さんの慎重姿勢が強まることも想定されます。
今日は神楽坂CANAL CAFEでお花見でした!オシャレ花見ー!平日ですが贅沢な時間を過ごさせて頂きました!
ありがとうございます!
今日もお疲れ様でしたー!!