NY原油はボックス圏相場継続か | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

NY原油はボックス圏相場継続か

今日の日経平均株価は、
前営業日比14円61銭高の1万9217円48銭と小幅に続伸。
米経済指標が良好だったことで、
8日続落となっていたNYダウが大幅に反発したことや、
為替市場での円高の一服、NY原油先物高などが好感され、
配当の権利落ち分を即日で埋める展開となりました。

フィスコリサーチレポーター三井智映子の「気になるレポート」です。
リスクオンの流れが強まっているようです。
今回は原油市場はどう動いているのかについてレポートします。
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■NY原油はボックス圏相場継続か、サンワード貿易の松永氏(三井智映子)

https://news.finance.yahoo.co.jp/detail/20170329-00933904-fisf-bus_all

https://web.fisco.jp/FiscoPFApl/NewsDetailWeb?nwsId=0009330020170329904

松永さんによると、『昨夜のNY原油は、米国株高を中心としたリスクオンの流れやリビアの生産障害を支援材料に一時48.7ドルまで上昇し、48.4ドルで取引を終えました。現在のNY原油の電子取引は、48.5ドル付近で推移しております』とのことです。

また、『リビア国営石油会社によると、2油田の閉鎖で日量25万2000バレルの生産が停止したそうです。反政府勢力がリビア西部のパイププラインを閉鎖し、2油田の生産が止まったようです』と伝えています。

そして今朝発表されたAPI週間石油在庫統計については、『原油が140万バレル増予想に対して190万バレル増、ガソリンが190万バレル減予想に対して110万バレル減、ディスティレートが120万バレル減予想に対して200万バレル減となり、クッシング原油在庫が57万6000バレル減となりました。これらの発表内容は、市場予想に近い内容であり、サプライスとはならなかったようです』と分析しています。

今後の値動きに関しては、『NY原油は、3週間ほど前から47~49ドル付近でのボックス圏相場を続けており、しばらくはボックス圏相場を続けるのかもしれません』との見解を述べていますので、産油国の動向と原油価格を今後も注視してまいりましょう。