米マーケットについての考察
さてアメリカのマーケットについて深掘りしたいと思います。
21日の米国株式は大幅安、
外為市場ではリスク回避的なドル売り・円買いが優勢となりました。
22日の東京市場で日経平均株価は一時413円安、ドル・円は111円43銭まで下落し、
21日のニューヨーク市場で年初来安値を下回りました。
円高・株安はやや一服したものの、
トランプ政権は医療保険制度改革(オバマケア)の見直しに時間がかかっていることから、
投資家が期待する規制緩和や税制改革(減税)を公約通り実行することは困難になるとの懸念が広がっています。
ただ、株安やドル安は米国経済の悪化を嫌気したものではないことから、
トランプ政権の不確実性に対する警戒感が低下すれば、
一部の市場関係者は、
トランプ政権が規制緩和や税制改革を公約通りに実現できない場合、
米連邦準備理事会(FRB)の金融政策にも影響が及ぶと考えていますが、
市場関係者の過半数は雇用情勢の悪化や国際情勢の急変などのリスク要因がない場合、
年末までに2回の追加利上げが実施される可能性は高いと予想しているとのことです。
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■ウィークリーレポート:米FRB高官の講演やヨーロッパから目が離せない!住信SBIネット銀行(三井智映子)
https://web.fisco.jp/FiscoPFApl/SelectedNewsDetailWeb?nwsId=0009330020170322903&nwsType=smshnsbi
http://news.finance.yahoo.co.jp/detail/20170322-00933903-fisf-bus_all
ぜひ読んで投資に活用いただければと思います。
よろしくお願いいたします。