アジア市場で原油高、NY原油における商業玉の売り越し枚数に注視
こんにちは、フィスコリサーチレポーター三井智映子の「気になるレポート」、
今日も配信しました!
米エネルギー情報局(EIA)が発表した10日までの週間在庫統計で原油在庫が10週間ぶりの減少となったことが材料視され、アジア市場で原油先物価格が上がっていますね。今日はこの原油市場についてレポートしますね。
■ アジア市場で原油高、NY原油における商業玉の売り越し枚数に注視、米エネルギー情報局(EIA)が発表した10日までの週間在庫統計で原油在庫が10週間ぶりの減少となったことが材料視され、アジア市場で原油先物価格が上がっていますね。今日はこの原油市場についてレポートしますね。
サンワード貿易の松永氏(三井智映子)
http://news.finance.yahoo.co.jp/detail/20170321-00933902-fisf-bus_all
https://web.fisco.jp/FiscoPFApl/NewsDetailWeb?nwsId=0009330020170321902
http://news.finance.yahoo.co.jp/detail/20170321-00933902-fisf-bus_all
https://web.fisco.jp/FiscoPFApl/NewsDetailWeb?nwsId=0009330020170321902
松永さんによると、『CFTCから先週末に発表されたNY原油におけるファンドの買い越し枚数は、前週比7万4725枚減の43万3800枚となりました。ファンドの買い越し枚数は、ここにきて大幅減少となり、ようやくファンドの手じまい売りが本格化してきたようです』と伝えています。
一方で、『NY原油における商業玉(ヘッジャー)の売り越し枚数がいまだに45万枚もあることは気になります。主なヘッジャーである米シェール企業の多くがNY原油市場に大量にヘッジ売りしていることから、原油価格が更に下落しても、米シェール企業の増産傾向は止まらない可能性があります』と分析しています。
続けて、週間石油在庫統計については、『市場予想平均は、原油260万バレル増、ガソリン220万バレル減、ディスティレート130万バレル減です。製油所稼働率は、0.1%上昇の85.2%です。製油所稼働率は、2月に年間で最低となり、3月になれば上昇に転じる傾向があります。しかし、3月10日時点での製油所稼働率が昨年最低水準付近で推移しており、なかなか米エネルギー需要が活発化しないようです』と加えています。
一方で、『NY原油における商業玉(ヘッジャー)の売り越し枚数がいまだに45万枚もあることは気になります。主なヘッジャーである米シェール企業の多くがNY原油市場に大量にヘッジ売りしていることから、原油価格が更に下落しても、米シェール企業の増産傾向は止まらない可能性があります』と分析しています。
続けて、週間石油在庫統計については、『市場予想平均は、原油260万バレル増、ガソリン220万バレル減、ディスティレート130万バレル減です。製油所稼働率は、0.1%上昇の85.2%です。製油所稼働率は、2月に年間で最低となり、3月になれば上昇に転じる傾向があります。しかし、3月10日時点での製油所稼働率が昨年最低水準付近で推移しており、なかなか米エネルギー需要が活発化しないようです』と加えています。
