G20後の円高進行で
今日の日経平均株価は、
前営業日比105円04銭安の1万9416円55銭で始まっています。
G20後の円高進行や政治的な不透明が出たことが嫌気されて、輸出株などを中心に売りが先行しています。
ドイツ南西部のバーデンバーデンで20カ国・地域財務相・中央銀行総裁会議、G20がアメリカのトランプ政権の発足後、初めて開かれたわけですが、
自由貿易を巡って対立を残して閉幕しました。
一番大きい論点となっていた『保護主義に対抗する』という文言が削除され、
アメリカの主張が押し通された形に。
これまでG20が掲げていた自由貿易に関しては後退と言わざるを得ない状況となっており、
保護主義への警戒が強まっています。