ビットコインについて
今日の日経平均株価は、
前営業日比29円14銭高の1万9633円75銭と小幅ながらに続伸し、売り買い交錯の中、
連日で昨年来高値更新となりました。
雇用統計の結果が良かったことで15日のFOMCでの利上げがほぼ確実視されているものの足元での円安一服や、
10日の大幅高の反動での利益確定売りもありましたが、
押し目を拾う動きもあり下値は堅い印象です。
さて今日は注目度の高いビットコインの話題です!
上昇傾向を強めていた仮想通貨「ビットコイン」が、東京時間11日朝方、急落しました。
米証券取引委員会(SEC)が、ビットコインの上場投資信託(ETF)化を認めないと決定したことが要因です。
ETF化によってビットコイン需要拡大への思惑が高まっていただけに、
失望売りが強まる格好となりました。
SECの見解としては、ETFが上場し取引されるには
「不正や偽造を避け、投資家を保護するために設計されている必要がある」
と指摘しています。
ただ、SECは今後の規制枠組みの発展次第では、将来的に上場承認を検討する意向も示しています。
つまり、全くの「ゼロ回答」ではなかったのです。
ビットコイン価格は、
東京時間11日早朝に12万8500円(フィスコ仮想通貨取引所の安値)まで急落した後は、
下げ幅を縮小しており、
週明けの13日午前12時00分時点では、
14万3000円から14万4000円水準で推移しています。
ビットコインには、金融商品化への思惑がまだ残っているのかもしれません。