2月の米雇用統計の前に
今夜発表される2月の米雇用統計についてですが、
非農業部門就業者数は1月の22.7万人増からは減少し19.0万人増となるとの予想。
失業率は前回の4.8%から改善して4.7%、
時間給賃金は前月比+0.3%の前年同月比2.8%の予想となっています。
すでに3月の追加利上げの見込みは高いですが平均時給がよければ3月の追加利上げはより確実性が高くなると言えるでしょう。
8日発表された2月ADP全米雇用報告では、前月比+29.8万人の雇用増となっていることから、
市場関係者の一部は2月の非農業部門雇用者数は25万人程度増加するとの強気な予想も出ています。
今回も市場関係者の多くは、インフレ見通しに影響を与える平均時給の動向をより注目しています。
市場予想の前年比+2.8%を上回る伸びとなった場合、
インフレ進行の思惑は強まり、
リスク選好的なドル買いが活発となりそうです。
この動きは来週以降も続くと思われます。
また、平均時給の伸びが市場予想を下回った場合でも3月を含めた年内3回の利上げ見通しは後退しないとの見方が多いようです。
米国株がしっかりとした動きを見せた場合、
ドルは下げ渋る可能性が高いとの声が聞かれています。
雇用統計まであとわずかです。
詳しくはウィークリーレポート:今週は米雇用統計、金利の動きに注目! 住信SBIネット銀行(三井智映子)をご覧ください。
https://s.kabutan.jp/news/n201703070364/
また雇用統計については三井智映子と学ぶ「資産運用のABC」~あなたは“お金のデザイン”ができていますか?~抑えておきたい経済指標(雇用統計)を読んでくださいね!
https://s.kabutan.jp/news/n201702090196/
そして
