2月フィラデルフィア連銀景況指数
16日発表された2月フィラデルフィア連銀景況指数は1月の23.6から43.3に急上昇。
1984年1月に記録した47.0以来の高水準でした。
市場予想の18.0程度を大幅に上回る想定外の結果となりました。
トランプ政権による景気刺激策や雇用拡大への期待はかなり高いことが再確認されたわけですが、
政権運営に対する不確実性は未だに払拭されていません。
トランプ大統領は16日に行われた記者会見で
「税制改革案を近日中に発表する」
と述べていますが、
減税策などに対する米国株式市場の期待はかなり高いだけに、
税制改革案の公表後に材料出尽くしとなりNYダウなどが大幅安となることが警戒されています。
ドル・円については、経済指標の改善に対する市場反応が鈍いことが気がかりです。
米長期金利の低下はドル売り材料となっていますが、
トランプ政権の不確実性に対する警戒感が消えていないことがドル上昇を抑制している要因との見方が増えています。
私はのんびり原稿書きながら欧米のマーケットをウォッチしまーす!