日米首脳会談についての考察
アメリカはワシントンにて、
トランプ大統領の大統領就任後初となる日米首脳会談が行われたわけですが…
結論からいうと、
「自由で公正な貿易のルールに基づいて両国の経済にともにプラスとなるよう経済関係を強化する方針で一致した」
ということのようです。
…わかります?私はイマイチわかりにくいなぁと感じました(>人<;)
私なりに紐解いていきたいと思います!
日米同盟と経済関係を強化する方針を確認したといいますが…
気になる環太平洋経済連携協定(TPP)については、
アメリカの利益にもなるんだし、離脱は思いとどまるよう説得する、とのことでしたが、
トランプ大統領に離脱を考え直してもらうことはできず、
アメリカのTPP離脱を踏まえて、日米2国間で議論していこう、となったようです。
会談後に発表された共同声明で日米2国間の貿易協定について議論することも盛り込まれています。
今後、具体的な経済協力についてはペンス副大統領と麻生副総理とで分野横断的な対話をし、協議していくことで合意したと報道されています。
またこちらも気になる安保については、
アメリカがアジア太平洋地域で影響力を高め、日本はより大きな役割を果たすことで合意したとされています。
沖縄の尖閣諸島についてはアメリカによる防衛義務の範囲内だと双方が確認しました。
これは想定内といえ、尖閣諸島周辺に侵入を繰り返す中国への圧力ともなりそうです。
メディアを見てみますと、
アメリカのNBCテレビはトランプ大統領が日米同盟を称賛した旨を報じており、ワシントンポストは安倍首相がトランプ大統領との個人的な結びつきを強めようとしていることについて、他の国の首脳とは対照的だと報じているとのことです。
また日本の報道では、自信に溢れるトランプ大統領の言動と比べると
「安倍首相はトランプ大統領が話す間、手足を何度か動かし、相対的に安定した姿を見せることができなかった。」とも報道されています。
腹を割りすぎて話すイメージのトランプ大統領に対して、安倍首相がきちんと主張をできるのか、今回の日米首脳会談は世界が注目していましたが、
今後も安倍首相の言動とともに、日本という国のあり方も世界に問われているといえそうです。