小幅続伸も、上値重く…
今日の日経平均株価は、
前営業日比58円51銭高の1万8976円71銭と小幅に続伸。
前日の米株高を引き継いで買い優勢で始まったものの、日経平均は上値が重くなっています。
日足チャートでは、1月の下落局面でサポートとなっていた50日移動平均線(19000円)を下抜けています。
この水準を割り込むのは昨年11月9日以来のこと。
5日(19078円)、25日移動平均線(19173円)ともに下向きに転じていることから、
75日移動平均線が位置する18500円水準までの調整局面入りとの見方もあります。
一方、買い転換していたパラボリックですが、SAR値18843円に接近しています。
週初の「途転(どてん)」は回避されそうですが、
足元陰線が目立っていることから下への動きを警戒したいところです。
日足ベースでは、多くのテクニカルが調整入りを示しているなか、
週足チャートでは、13週移動平均線(18873円)の攻防を迎えています。
米大統領選挙の結果が伝わった11月第2週に一時割り込んだことを除くと、
10月第1週から約4ヶ月間に渡って13週線越えが続いています。
この水準を下回るような展開となれば、
中期的な上昇は一服となり20000円台回復は先の話となるかもしれません。
