つなぎ売りをマスターしよう! | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

つなぎ売りをマスターしよう!

SBI証券さんとのコンテンツ
「三井智映子と始める資産運用入門」
今回はつなぎ売りについてです。
ちょっと高度な技ですが…

■三井智映子と始める資産運用入門(番外編):つなぎ売りをマスターしよう!

フィスコウェブ
https://web.fisco.jp/FiscoPFApl/NewsDetailWeb?nwsId=0009350020170127901

ヤフーファイナンス
http://m.finance.yahoo.co.jp/news/detail/20170127-00935901-fisf-stocks
{85228CA2-F1F5-4A56-BF61-826291971741}

 
今回は株主優待で知らないと損?!な「つなぎ売り」についてお伝えしたいと思います。
つなぎ売りというのは、買い注文と売り注文を一緒にする、つまり現物買い注文と信用売り注文をセットで成行で発注することです。同時に成行注文を発注した場合、買いと売りが同時に約定します。この場合、約定後に株価が上がっても下がっても買いと売りで損益が相殺されますね。

また長期投資の際にもつなぎ売りが使えます。長期保有ではすでに株式を保有していますから、大きく下落しそうな局面の時に信用売り注文を入れればどちらに動いても利益も損失もなくなります。下落した後に買い戻せば値下がり損を回避することができるということになりますね。もし下落せずに上昇しても、その上昇した分の利益が取れないだけでマイナスにはなりません。

このようにつなぎ売りは株式保有のリスクヘッジの方法の一つと言えます。
大きく下落しそうだけどポジションを持っていたいという際には有用でしょう。

さて、ではこの「つなぎ売り」を株主優待でどう使うのか、そこが気になるところですよね。
株主優待は基本的には株式を保有している株主にもらえるというものですが、つなぎ売りを使えば信用売りとの組み合わせで損益を確定させながら、株主優待の権利を取ることができます。
つまり株主優待タダ取りという状態にできるわけです!前提として株主優待を取得するためには、権利確定日(平日)を含めて4営業日前の権利付最終日に現物株式を購入しておく必要があります。例えば2017年の1月末が権利確定日の銘柄だと、権利確定日は1月31日なので1月26日が権利付最終日、27日が権利落ち日となります。優待の権利確定日までに優待をもらいたい個人投資家の買いが入りやすいため株価が上がりやすく、権利確定日後は優待をゲットした投資家が売ることもあるため株価が下がるリスクもあります。「つなぎ売り」は、株主優待の権利付最終日の寄付きか引けに、現物買い注文と信用売り注文をセットで成行で発注するので、株価下落リスクを取らずに株主優待をゲットできるのです。

続きはぜひ本文を読んでみてくださいね!