今日は10-12月期米国内総生産発表
さて本日27日に10-12月期米国内総生産(GDP)速報値が発表されます。
市場予想は前期比年率+2.2%程度にとどまり、
7-9月期の同+3.5%との比較で成長率は鈍化する見込みです。
ただし、10-12月期の経済成長率が市場予想を上回った場合、
インフレ加速への思惑が強まることから、
ドルは強い動きを見せることが予想されます。
また、10-12月期のGDP成長率が予想を下回った場合でも、
来週1月31日-2月1日に開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)会合の結果次第では、
ドル買いが再び強まる可能性がありそうです。
今回のFOMC会合では金融政策の現状維持が賛成多数で決まる見込みですが、
トランプ新政権による雇用拡大策によって労働市場はさらに改善する見込みがあること、
拡張的な財政政策はインフレ進行を促すとみられています。
FOMC声明が早期追加利上げの必要性を示唆した場合、
3月追加利上げ観測が急浮上し、
ドル全面高の展開となる可能性があります。
