NY金が更なる下落となる可能性が | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

NY金が更なる下落となる可能性が

こんにちは、フィスコリサーチレポーター三井智映子の「気になるレポート」、今日も配信しました!

25日の米国株式市場ではNYダウがついに大台の2万ドルを突破しましたね!
その一方で、NY金は13ドル下落の1トロイオンスあたり1197.80ドルの続落でした。
米国株式市場と同様にこれからの動きが気になるところです。

今日はそんな金市場についてレポートします。

NY金が更なる下落となる可能性が、サンワード貿易の松永氏(三井智映子)
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ヤフーファイナンス
http://news.finance.yahoo.co.jp/detail/20170127-00933901-fisf-bus_all

フィスコウェブ
https://web.fisco.jp/FiscoPFApl/NewsDetailWeb?nwsId=0009330020170127901


松永さんによると、『世界最大の金FTFであるSPDRゴールド・トラストの金現物保有量は、1月25日時点で799.07トンとなり、1年ぶりに800トンを割り込みました。NY金がこの1か月間で90ドルほど上昇しましたが、それでもSPDRゴールド・トラストの金現物保有量が減少基調を続けており、金ETF人気の低調さが伺えます』と伝えています。続けて、『世界最大の金消費国である中国で金消費が減少しており、金ETF人気も低迷しております』とのことです。金人気の低迷については、『NYダウが2万ドル台に乗せ、トランプ政権への期待が高まっている状態では、「リスクヘッジの金投資」への魅力が低下しているようです』との見解を述べています。
金の今後の値動きについては、『しばらくは、トランプ・ラリーの影響を受けてリスクオンの流れが強まり、NY金が更なる下落となる可能性もあります。金ETFの金現物保有量や中国の消費の動向を見る限りでは、「現在の金価格の水準は、実需を喚起するほどの水準ではない」ということかもしれません』と加えています。これらを踏まえて、今後金価格もチェックしてみてくださいね。