マーケット概況
今日の日経平均株価は、
前日比103.04円安の18787.99円と続落。
前場にプラス圏へ浮上する場面もありましたが、反発は鈍く、終わってみれば3ケタの下落です。
ムニューチン次期米財務長官のドル高けん制発言などを受けて、
円相場が一時1ドル=112円台まで上昇したことが重しとなりました。
また、トランプ米大統領が日米の自動車貿易を「不公平だ」などと批判し、
新政権の保護主義的な政策に対する懸念も強まったようです。
銀行株や自動車株など主力大型株を中心に軟調な展開となりました。
一方、新興市場では中小型株物色の流れが続き、東証マザーズ指数、日経ジャスダック平均ともに続伸しました。
リリースが材料視されたリミックスポイント<3825>や直近IPO銘柄のグレイステクノロジー<6541>がストップ高水準まで買われ、
投資家さんの物色意欲の強さが窺えます。
ただ、市場では「決算発表が本格化するまでの幕間つなぎ的な物色」との見方もあり、
明日以降は慎重に対応する必要があるでしょう。
昨日の安川電機<6506>に続き、
今日の引け後には日本電産<6594>が決算発表しています。
市場の関心は徐々に主力企業の決算へとシフトしていくと考えられます。
ではでは、今日もお疲れ様でした!