セミナー追記!ドルコスト平均法について | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

セミナー追記!ドルコスト平均法について

今日はiDeCo(イデコ)についてのセミナーに特別講師として出演させて頂きました。

iDeCo(イデコ)は個人型確定拠出年金(個人型DC)の愛称です。

その説明の第一部の中で時間の関係で簡単なご紹介となってしまったドルコスト平均法についてこちらでフォローしたいと思います。


ドルコスト平均法は

これは毎回、一定の金額で投資信託を買付することで「自動で合理的に購入する」投資法です。


■定額より定量で積み立てる方が有利

さてここで問題です。

A  「毎月1万円ずつドルを買う」

B  「毎月100ドルずつドルを買う」

どちらが有利だと思いますか?

答えはA

「定額」で購入していく方が、「定量」で購入していくより有利な場合が多いのです。これを利用して、いつ買ったらいいかというお悩みを解決してくれるのがドルコスト平均法です。


■ドルコスト平均法の強み

ドルコスト平均法は、決まった額「定額」を購入していく方法です。自動的に安い時はたくさん、高い時には少なく買い付けるため、結果的に平均購入単価を抑える、下げる効果がある投資法となっています。すなわち、価格変動リスクを抑えられる投資法なのです。また「毎月◯万円ずつ投資信託を買おう」というのは、ただ機械的に買えばいいのでルールとしても守りやすく、実行しやすいですよね。加えて自動的に買うことで投資への恐怖心も減らすことができるでしょう。人は合理的でない考え方をすることがあります。機械的に投資できるのがこの投資法の強みです。


■ドルコスト平均法の弱点

ではドルコスト平均法が万能かというとそうではありません。ドルコスト平均法は上下に変動している相場、ジグザグに動くような相場で力を発揮します。逆に投資期間全体にずっと上げている相場=長い上昇トレンドが続いている場合は、ドルコスト平均法は著しく不利になります。最初の安い時に一括投資すればよかった、となってしまうわけです。また投資期間全体が長い下降トレンドの場合も有利とはいえません。このような一方通行の相場の時には有効ではありませんので注意が必要です。


投資というのはどのタイミングで買ったら利益が出るのかが悩みの1つ。売買のタイミングって判断が難しいですよね。なかなかタイミングを掴めない!掴むための勉強をする時間がない…そんな方に

自然とドルコスト平均法で長期の分散投資となるiDeCoはオススメです!

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本日は誠にありがとうございました。
皆様の資産運用の参考になれば幸いです。