フィンテックとIoTとビットコインについての考察2 | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

フィンテックとIoTとビットコインについての考察2

SBI証券さんのホームページの企画でも書かせて頂いたのですが、

https://www.sbisec.co.jp/ETGate/WPLETmgR001Control?OutSide=on&getFlg=on&burl=search_home&cat1=home&cat2=none&dir=info&file=home_info170101_rp03.html&int_pr1=170101_other_spot_tlink_03

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例えばモバイルクリエイト<3669>は、移動体通信網やGPSを活用した移動体管理システム、タクシー配車システムなどを提供する会社です。従来の情報通信の技術をいかし、IoT新規ビジネスにも注力。IoT関連として注目できるとともに、業容拡大が期待出来ます。
オプティム<3694>はネットワーク上の端末の運用、管理をするクラウドサービスを提供するベンチャー企業。IoT技術を得意としています。IoT技術を活用したOSのリリースや、他の企業との提携での製品のリリースなど材料も多く今後の業績拡大が期待できます。
メタップス<6172>は、アプリの集客や分析のワンストップ支援をする、開発者向けプラットフォームの運営をしている企業です。2017年はAI、フィンテックに注力するとしており、関連銘柄として注目されそうです。
ほかにもウルトラファインケミカルに強みを持ち、IoT需要拡大の恩恵を受けるであろうトリケミカル研究所<4369>や、モバイル型電子決済サービスや決済のアプリサービスを手がけ、Apple Pay関連のフライトホールディングス<3753>など、成長力の高そうな銘柄がたくさんあります。


またビットコインをはじめとする仮想通貨の出現も話題です。

これもフィンテックの波といえるでしょう。


ビットコインは発行管理者がいない通貨で、中央銀行に当たる中央業者が不在です。

海外に送金するのにも手間もコストも削減でき、タイムロスがかなり軽減されるというメリットがあります。

現状では即時決済ができないことがデメリットとのこと。

また既存通貨と異なる点としてはビットコインは埋蔵量と呼ばれる発行量限界が設定されているので増産ができません。

そのために増産による貨幣価値低下が発生しないという特性があります。

加えてビットコインはブロックチェーンと呼ばれる取引履歴があるのが大きな特徴。

ブロックチェーンは過去全ての取引履歴を確認することができます。

そこでビットコインがすべてのブロックチェーン・セキュリティーの中核となると期待する声もあるようです。

日本ではまだビットコイン?なんか怖い?みたいなイメージがあるかと思いますが、

米国などすでに幅広く導入が進んでいる国もあります。

欧米では歴史上で通貨危機が発生したり、

自国通貨を信用してこなかったことがあったことでビットコインなどの仮想通貨が受け入れられやすい土壌があったといえるよう。


去年5月25日にビットコインなどの仮想通貨を実際の通貨と交換する業者を登録制とするなどの規制を盛り込んだ法律の改正案が

参議院本会議で可決・成立しましたね!!

その際に金融と最新のIT技術を融合したフィンテックと呼ばれる新しい金融サービスの普及を後押しする規制緩和が盛り込まれた銀行法の改正案も可決・成立しています。


ビットコインの価値は、誕生した2009年は、
1ドル以下だったみたいですが、
2016年11月には通貨単位あたり日本円にして7万5,000円前後まで上昇。
そもそも2008年末に
「サトシ・ナカモト」と名乗る国籍・正体不明の人物が作ったバーチャルマネーで、
さまざまな国の通貨と交換ができ、
カード等に比べ手数料が安いため、
世界中に広がったわけですが、
値動きを見ると、
オランダのチューリップ、
イギリスの南海泡沫会社、
そして、アメリカ、
日本で繰り広げられたバブルのパターンのようだとの見解もあるよう。
今後の成り行きもしっかりウォッチしていきたいですね。