2017年の米利上げについての考察 | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

2017年の米利上げについての考察

FX取引をやっている方も、株式投資の方も気になる為替。

…といえば足元では米利上げが気になるところですよね。


市場関係者の多くは2017年に米連邦準備理事会(FRB)は3回利上げを行うと予想していますが

3回の利上げ既定路線ではないとの見方も少なくないようです


インフレが2%レベルに届かない状況が続いた場合、FRBは追加利上げを定期的に行うことはかなり難しくなるとの指摘は多く、

このような状況になった場合はドル売りが強まる可能性があります。

 

10年債利回りは米大統領選が行われた118日時点の1.85%近辺から1215日には一時2.64%近辺まで上昇しました

トランプ次期米政権が計画している経済・財政政策はインフレを加速させるとの思惑が広がったことが米長期債利回りの上昇を促す要因だったとみられていますが

ドル高や利上げが経済に与える影響を考慮した場合、

市場関係者の間からは

「インフレ率が2%レベルをしっかりと上回っていくかどうかはっきりしない」

との声が慎重な意見も聞かれています

 

人民元安・ドル高世界のインフレ動向に与える影響は無視できないとの見方もあり、

米インフレ加速につながる新たな材料が提供されるまではリスク選好的なドル買いはやや抑制される可能性がありそうです

1ドル=120円の早期到達は、

16日に発表される12月米雇用統計の内容次第になるかもしれません。


来年の話をすると鬼が笑うといいますが、

投資は半歩先取りとはよく言ったもの。

今日大納会でしたが、

年末年始もブログやfacebookで情報は休まず配信したいと思いますのでどうぞよろしくお願い致します。

{442ED187-3234-4AED-BEF8-12EF8F0EAE32}
後輩の女の子に花束を頂きました

嬉しい