FOMC、イエレン議長の会見についての考察
さてリアルタイムでもチェックしましたが、
改めて、FOMC、またイエレン議長の会見について掘り下げたいと思います。
イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長は、
FOMC会合終了後に行われた会見で
「トランプ次期米政権の経済政策が経済にどのような影響を及ぶかを巡って、かなりの不透明性が存在すると、すべての参加者が認識している。」
と述べています。
現時点でトランプ次期政権の経済・財政政策の全容は判明していないことから、
FOMCの金利・経済予測は前回(9月)から大幅に変更することはできなかったと思われます。
市場参加者の間からは、
2017年に利上げが3回行われるとのFOMC予測について
「現実的だが、インフレが加速しない場合、3回利上げを行うことは難しくなる」
と声が聞かれています。
トランプ次期政権による拡張的な財政政策によってインフレは加速するとの見方が出ていますが、
FOMCのコアPCE予測は9月時点と変わっていません。
イエレンFRB議長は
「次期米政権の経済政策にはかなりの不透明性が存在している」
と指摘しており、
現時点で2017年以降のインフレ率を客観的に予測することは難しいのでしょう。
ただし、一部の市場関係者は「利上げとドル高はインフレ抑制につながる」と考えており、
2017年に3回利上げを行うことは大変難しくなると予想しています。
