トランプ氏と安倍首相の会談について
安倍首相が現地17日にニューヨークのトランプタワーでトランプ次期米大統領と約1時間半にわたり会談しましたね。
首相が就任前の次期大統領と会談するのは異例中の異例。
移民やイスラム教徒の追放などの差別発言や政策、温暖化対策を守るパリ協定からの脱退、
TPPの反対などを掲げるトランプ氏に対して、
マーケットは現状ポジティブに見ているようですが、
政治的には先進国各国はトランプ氏がどう出るのか注視しつつも懸念があるため距離を置いているといった状態のようです。
しかし日本の首相は会談でトランプ氏と握手をし、
「トランプ氏は信頼できるリーダーだ」と明言している…
これを軽薄なのではと冷ややかにみる目が国内外であるよう。
例えばドイツのメルケル首相はトランプ氏に対してドイツとアメリカは共通の価値観で結ばれており、それは、民主主義、自由、そして出身、肌の色、宗教、性別、性的指向や政治的姿勢にかかわらず、人間の権利と尊厳を尊重するというもの。
この価値観を前提としてトランプ氏へ緊密に協力していく旨を述べており、立場を明確にした上でしっかりとした発言をしていると評価されているようです。
国内では、安倍首相がトランプ氏との会談の内容に触れなかったことも、トランプどこが信頼できるかの国民への説明責任は?との声が。
日米関係もですが、
今後世界情勢がどう動いていくのか引き続き注視する必要がありそうですね。
ではお休みなさいー!