先物とは | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

先物とは

おはようございます。
今毎月サンワード貿易さんとのコンテンツ

フィスコリサーチレポーター三井智映子の「気になるレポート」で、

原油や金などの先物についてもレポートさせて頂いています。

そこで先物って何?とご質問をいただくことも多いのでブログに書きたいと思います。

商品先物市場とは、

将来の価格の変動が、

企業や個人の利益に及ぼすリスクを抑える、

利益を出す、

のが目的です。


まず原油。

原油はニューヨークのNIMEX、

ナイメックスで取り引きされています。


相場が上昇する要因で一番大きいのは経済成長による需要増です。


あとはイランイラク戦争など、産油地域の地政学的なリスクからの供給不安や、

産油国の減産や、テキサスあたりに多い精油地域のハリケーンによる供給不安などの

燃料そのものに関わる要因と、


金融緩和による投資活性化や、

ドル安によって外貨で買いやすくなるなどの要因があります。


次に金。

指標はニューヨークのCOMEX、

コメックスの金先物価格です。


金の相場が上昇するパターンは、

景気減速、インフレ上昇、金融不安。

要は市場が不安なので安全資産として金が人気になるわけです。

日本でも純金積立コツコツしてる方は結構いるはず。

あとは原油同様、金融緩和とドル安でも上がります。足元では円安ドル高で、金も安いですよね。

余談ですが金はインドと中国でかなり消費されていて、

インドの結婚やヒンズー教のフェスティバルでも需要増です。


銀の指標もコメックス。

相場も金に追随しやすいです。


プラチナの指標は原油とおなじナイメックス。

相場は金銀に追随します。

特徴といえば自動車作りに使われるため、

自動車の相場と関連があります。


穀物の指標とされるのはシカゴのCBOTの先物価格。

経済成長すると需要増で、

乾燥や高温の天候不良だと供給減で、

相場が上昇します。


まずは、トウモロコシ。

生産国も消費国も一位はアメリカです。


次に小麦。

こちらは生産国も消費国も一位はEUですが、

すぐ下に中国がいます。

輸入世界一はエジプト。


最後に大豆は、

生産国は圧倒的にアメリカ。南米。

消費国は圧倒的に中国です。


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では今日も頑張りましょうー!!