小反落も、海外投資家の買い意欲が旺盛
今日の日経平均株価は、
前営業日比21円39銭安の1万7425円02銭と小反落。
ドル安円高が重しとなり利確売りもでましたが、
先高観、日銀のETF買い期待を支えに下げ渋りました。
日銀金融政策決定会合での結果発表を控えての様子見ムードも。
さて外国人投資家が日本株を買い続けています。
10月第3週(17日-21日)の日経平均は前週比328円高(同+1.9%)、
TOPIXは同18p高(同1.3%)上昇しています。
27日大引けに東証が発表した投資部門別売買動向の内容を細かく見ていくと、
現物市場
【売り手】
個人投資家・・・・1890億円
投信・・・・・・・ 685億円
【買い手】
外国人投資家 ・・・731億円
事業法人・・・・・ 181億円
現物+先物市場
【売り手】
個人投資家・・・・2682億円
証券自己・・・・・1047億円
【買い手】
外国人投資家・・・5095億円
信託銀行・・・・・ 463億円
となっています。
外国人投資家が3週連続で買い越したのは、
今年に入って7月第2週から4週までの1回だけです。
この間の日経平均は1462円高、+9.6%(8日終値15106円→29日終値16569円)と強い動きが見られました。
7月21日の取引ベースの高値16938円で計算すると上昇率は12%です。
10月第1週から第3週にかけての日経平均の上昇率はまだ4.4%(9月30日16449円→10月21日17184円)に留まっています。
ひょっとすると日経平均はまだまだ上昇余地があるかもしれません。