さて、来週のマーケットは?
さて来週は盛りだくさんですね。
米大統領選もまもなくですし。
11月1日、2日に日米の金融政策が決定されますが、
いずれも現状維持となる見込みです。
FBIがクリントン氏の私用メール問題で調査を再開しましたが、このことが米金融政策に直接的な影響を及ぼす可能性は低いと予想されています。
ただし、米大統領選の行方に大きな影響を与えることは避けられないとの見方が増えています。
→だから為替が動いたわけですね。
クリントン氏の勝利濃厚との思惑が広がっていましたが、
選挙結果は予断を許さない状況となりつつあります。
外為市場参加者の間では様子見ムードが広がりそうです。
直近の支持率調査で民主党クリントン候補の共和党トランプ候補に対するリードが続いていましたが、
クリントン氏の勝利を織り込んでドル買いがさらに広がる可能性は低いといえそうです。
なお、日本銀行の黒田総裁は27日の参院財政金融委員会で、
「超長期の金利が現在よりも多少上昇してもおかしくはなく、直ちに引き下げに動く必要性もない」との考えを示しました。
米利上げで日米金利差の拡大が予想されていますが、
日本の長期金利が上昇した場合、
金利差拡大を見込んだドル買いはある程度抑制される可能性があることもあり、
ドル・円相場は
105円台でドル高一服、今は104円台後半で推移しています。
では来週も頑張りましょう!