3日続伸
今日の日経平均株価は、
前日比63.49円高の16963.61円と3日続伸しました。
17日の米国市場では、
10月ニューヨーク連銀製造業景況指数や9月鉱工業生産といった経済指標が市場予想を下回り、
カール・アイカーン氏などの著名投資家が相次いで弱気の発言を行ったこともあってNYダウは反落しました。
イランの増産観測に伴う原油価格の下落や、
円相場が1ドル=103.80円前後まで上昇したことも売り材料視され、
日経平均はマイナスからのスタートとなりました。
しかし、人民元基準値が前日比でやや高めに設定されたことを受けて、
前場にはプラス圏へ浮上しました。
決算シーズンを控え17000円手前での足踏みが続いていますが、
今日の展開からは底堅さも窺えました。
明日は取引時間中に中国の7-9月GDP(国内総生産)など主要な経済指標が発表される予定です。
13日に発表された9月貿易統計が弱い内容でしたし、
明日発表の指標にも十分注意を払う必要があるでしょう。
また先ほどインフレの最重要指標である米消費者物価指数が発表されましたが、
前月比予想0.3%、前年比予想1.5%と一致。
全体から食品とエネルギーを除いたコアCPIは前月比予想0.2%→結果0.1%とやや弱い結果に。
前年比予想は2.3%→2.2%となっています。
その結果を受けてドル円は一度円高方向に振れましたがすでに円安に切り返しており、
ドル円が三角保ち合いで上放たれましたが、
その円安の流れにのっているように感じます。