9月の雇用統計について | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

9月の雇用統計について

お疲れ様です。今日の締めくくりに9月の雇用統計について書かせて頂きますね。

先ほど発表された9月の雇用統計(速報値)では、

○非農業部門の就業者数
前月比15万6000人増

…微妙ですね。

前月は16万7000人増
市場予想17万5000人増
を下回っており、民間のADP雇用統計に引き続き弱めの数字です。


○失業率5.0%

前月4.9%
市場予想4.9%
0.1ポイント上昇したとはいえ、5.0%はほぼ完全雇用と言われていますので悪い数字ではありません。
雇用情勢の改善から求職する人が増えたことも背景にあるようで失業率はステイといった感じでしょうか。


この結果を受けて、
ドル円は大きく円高に振れた後円安に戻し、また円高へ。2時7分現在で1ドル=103.04となっています。
これを見ると12月利上げ観測がやや後退?と思いますが、
アメリカの先物市場は12月利上げ観測が優勢となっているよう。

「年内利上げなのに、12月利上げなの?11月は?」
と思った方!
そうなんです。
11月1、2日に次回の連邦公開市場委員会(FOMC)があります。
ですがFOMCのあとのイエレン議長の会見は
3、6、9、12月しかないのです。
そう11月のFOMCではイエレン議長の会見予定されていないので、
重要な利上げなどは12月なのでは?と考えられているわけです。
また11月は大統領選の直前でもあります。
そのため可能性が全くないわけではありませんが11月はおそらく利上げを見送るとの見方が優勢です。
→ただ、だからこそもしも11月に利上げがあればサプライズとなりマーケットは大きく動きますので一応チェックと心の準備はしておいてくださいね。

では12月のFOMCはいつかといいますと12月13、14日となります。
この日は9月同様また私はブログでなるべく早く情報配信をする予定です☆
またどのくらい市場では利上げの可能性があると思われているかですが、
シカゴ・マーカンタイル取引所によると、
12月利上げの確率を6~7割とされています。
CMEのフェドウォッチでは12月利上げの確率は約65%と前日の63%より上がっています。
ちなみに11月利上げ確率は8.3%と前日の14.5%から大きく下がっています。
参考にしてみてくださいね。

さてさて、雇用統計ナイトフィーバー、
ご覧下さった皆様ありがとうございました!
いやー…なんだかとても消耗しましたが楽しみ&やり切りました!
それにしても小次郎講師のマリオ、似合ってたなぁ(°▽°)
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皆様のやさし〜いコメントに支えられております。感謝です、ほんとに!
敷居の高いイメージの投資が少しでも身近になるといいな^ - ^