今日は反発!
今日の日経平均株価は、
前営業日比148円83銭高1万6598円67銭と反発しました。
ドイツ銀行懸念の後退などを受けて前週末の欧米株が上昇したことや、
円高一服を背景として買いが優勢となりました。
日経平均は反発していますが、
日足チャートでは、200日移動平均線(16773円)、
25日移動平均線(16720円)ともに下回っています。
一方、週足チャートでは、
先週、2年ぶりに13週移動平均線(16499円)が26週移動平均線(16422円)を下から上抜いています。
中期的な反発基調は変わらないと見ますが、
月足チャートでは、
引続き12ヶ月移動平均線(17295円)が上値抵抗ラインとなっています。
勢いは弱いですね。
売買代金が増加しないことには、
こうした上値抵抗ラインを明確に突破するのは難しいでしょう。
夏に日銀ETF買入枠が拡大してからは、
下がらず上がらずの状況となってしまいました。
日銀による支配力の高まりを外国人投資家が嫌気しているとの見方はあります。
業績が悪い銘柄でも日銀による買いがコンスタントに入るわけですから。
日銀がETF買入を停止となれば、
猛烈に下がるのでしょうが、ETF買入は出口戦略が難しい政策といえそうです。