今日のマーケットが3分でわかる
今日の日経平均株価は、
前営業日比27円14銭安の1万6492円15銭と、
小幅に反落しました。
米司法省がドイツ銀行に巨額の和解金を要求して欧州金融不安が再燃したことや、
米国債利回りの低下で為替が円高に振れたことなどが重しとなり、
日経平均は3ケタの下落でスタートしました。
しかし、その後は日銀の金融政策決定会合や米FOMC(連邦公開市場委員会)の結果発表を明日に控えて売買が交錯し、
方向感に乏しい展開となりました。
前場に一時72.41円高の16591.70円まで上昇する場面がありましたが、
結局マイナスで取引を終えています。
ただ、TOPIXは5.47pt高の1316.97ptとなりました。
日銀によるETF(上場投資信託)買い入れを巡り、現在の日経平均型中心からTOPIX型やJPX日経400型に変更すべきとの見方が浮上しているようで、
日経平均への寄与度が大きいファーストリテイリング<9983>が5%安と急落する一方、
時価総額上位のトヨタ自動車<7203>や三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などは堅調な展開でした。
明日はいよいよ日米の金融政策が発表されます。
むしろFOMCは3時ですからまもなくですね。
過去数回の日銀決定会合後は波乱相場となりましたが、
今回はどうでしょう?
しっかりと備えをして臨みたいですね。