下落の予兆? | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

下落の予兆?

今日の日経平均株価は、
前日比114円80銭安の1万6614円24銭と反落しました。
供給過剰懸念が高まった原油相場の下落や、これを嫌気した米国市場の大幅な下げを受けて、売り優勢の展開となりました。
ドル・円相場がやや円安に振れていることや、
日銀によるETF買入れに対する思惑が支えとなり、
売り込みづらい状況ではあるものの、
午後に入ると日銀のETF買入れが観測された中で大引けにかけて日経平均は下げ幅を拡大させています。
→日銀のETF買入れの底支えで16600-16700円辺りのレンジ相場となっていましたが、
この水準を再び割り込んでくるようだと、
利益確定の流れが強まる可能性があるでしょう。
FOMCの利上げ次第でもありますが、
そろそろ日経平均は下げるのではと思ってます。
日銀のETF買い入れでのボックス相場はマーケットの動き的にはとても不自然ですし…

セクターでは原油相場の下落影響から、海運、石油石炭、鉱業が軟調。
日銀が20・21日に開く金融政策決定会合でまとめる異次元緩和の「総括的な検証」で、今後の金融緩和の軸にマイナス金利政策の深掘りを据える方針と報じられるなか、
メガバンクを中心に銀行株が軟調となっています。
一方で日銀は、国債の大量購入で期間25年を超す超長期国債の購入を抑えることを議論すると報じられており、超長期債の利回り上昇への思惑から保険株が上昇しています。