絵で解説①米金利の推移について
好評を頂きました、昨日のお手製の紙のスライドについて一枚ずつ解説していこうと思います。
米政策金利はこの絵の緑色の部分、2007年から2009年の世界金融危機の際に大幅に下がりました。
2007年の中盤に起きたアメリカの高金利な低所得者層向け住宅ローンであるサブプライム・ローンショックから、
2008年3月のベアー・スターンズの事実上の経営破綻、
2009年9月のリーマン・ブラザーズの経営破綻、すなわちリーマンショックがあったわけですね。
そこから立ち直ってきた米経済。
そろそろ金利を戻したい…といったところなわけです。
アメリカの金利が上がると日米の金利差が大きくなります。金利が高い通貨を持っていた方がメリットがありますよね?
それに改善してきていて好調なアメリカのドルの魅力もあり、
ドルが買われて円安になる…と教科書的にはなります。
が、実際どうかは不確実というのは昨日書いた通りです。
