雇用統計と利上げの行方
昨日のダウは小幅上昇、ドル円も小動き、原油が大きく上がっていますね。→原油については月曜に記事を書きたいと思います!
さて8月の雇用統計について改めて書きますね。
米労働省が発表した8月の雇用統計(速報値)は
非農業部門就業者数(季節調整済み)
予想18万人増→15万1000人増
失業率は4.9%で前月と同水準。
平均時給は前年同月比2.4%増と増加率はやや鈍化。
今回の雇用統計は非農業部門の就業者数が19万人を越えれば9月利上げがあるだろうと報道されていたこともあり、いつも以上に注目度が高かったですね。
この15.1万人という結果は…本当に微妙なところです。
さて、あくまで私の考えですが、9月、利上げしてくるんじゃないかなぁと思っています。
⇧これはフィスコの業務でやっているfacebookには書きにくいのでブログ限定とさせて頂きます。普段は予想はしないので…
というのも、
○非農業部門雇用者数が今回は微妙な数字でしたが、四半期の3カ月平均で見てみると強い数字であるということ。
○あまりサプライズを好まない印象のイエレン氏が今回タカ派発言をしたところに利上げへの意志が感じられること。
○9月を逃すと年内の大きなFOMCは12月ですよね。11月に大統領選があり、もし利上げ反対!!なトランプ氏が大統領になると利上げが難しくなります。
ただ一般的には9月利上げの可能性は大きく下がり、年内の利上げ(12月?)の可能性はあるのではといった意見が多いようですよ。
どうなるかは結果を見てみないとわかりませんが、
9月に利上げしたらどう投資するか、今投資しているものをどうするか、考えてみる価値はあるのかなと考えており、
私見を述べさせて頂きました。
特にFXのトレーダーさんは9月20、21日に開催されるFOMCは必見☆
午前3時の発表で、イエレン氏の会見は3時半の予定です。これは寝られないですねw
シルバーウィーク中ですので、連休は為替漬けはいかがでしょうか?
日銀政策決定会合もありますので、
大きなボラティリティ、チャンスの多い連休になりそうです。
よろしければ昨日の雇用統計についてのブログもご覧くださいね。
私もチャンスで利益を取りたいと思います。