円高ドル安傾向に優位性が | 三井智映子オフィシャルブログ「ちえこのなかみ」 powered by アメブロ

円高ドル安傾向に優位性が

財務省が発表した7月の貿易統計によれば、
日本は2カ月連続の貿易黒字となったようです。
とはいえあまり内容はよくありません。

貿易黒字ということは円買い→円高ドル安になることが想定されます。
長期のチャートを見てみても下落トレンドだと感じますし、
介入がなければ円高ドル安傾向に優位性があるのではないでしょうか。→介入があれば変わる可能性も大いにありますが、持続性は疑問視しています。
日経平均株価も、かねてから申し上げているように、上昇するよりは下落する可能性が高いと私は考えております。
もちろん100%ではないのですが下落するリスクには備えて頂きたいです。
コメントしてくださる方の中にはおそらく株式の買いのみでエントリーされている方がいらっしゃると思いますが、
祈って耐えるだけではせっかく投資をしているのにもったいないので、
信用取引で売りの利益も取れるようにする、
短期の取引をしてみるなど、
リスクヘッジすることをオススメします。
円高になると悲鳴が聞こえてくるのは私もつらいです(^_^;)
空売りができればピンチもチャンスになりますよ☆
プロのトレーダーさんも買いより売りの方で資産を増やしたという方が多いようです。

ここで信用取引についてお伝えしたいと思います。
信用取引は一般信用取引と制度信用取引の2種類があります。
一般信用取引は皆様=投資家が証券会社から借りた資金で取引をするので金利つけて返済します。
金利や返済の期限などは証券会社によって異なります。
制度信用取引は証券取引所が公表している制度信用銘柄選定基準を満たす銘柄だけが対象の信用取引で金利は証券取引所ごとに決められています。
制度信用取引の方が貸し出し金利は低めですが、
一般信用取引の方が信用取引できる銘柄数が多いです。
貸借銘柄でないと空売りができないのでご注意ください。

信用取引がこわいというイメージは、
レバレッジを過度にかけた取引をされた場合に大変な目にあった、ということが多いようです。
適度なレバレッジと適度なリスクをとるようにしてくださいね。

資金管理についても書いておきますね。
資金管理については、
投資の学校で小次郎講師に教えて頂き、
私もそれを使わせて頂いています。

まず株式でも為替でも、

【1】(当日高値-前日終値)
【2】(前日終値-当日安値)
【3】(当日高値-当日安値)

の3つを計算してみてください。
引き算なので簡単ですよね。
その中で一番大きい数字もっとも大きな値動きです。
それが1日の最大のリスクとなります。

それを20日分出して、
足して、
20で割ったのが
「平均的な一日の値動き」となります。
これがATR
アベレージ・トゥルー・レンジ。です
次にユニットという考え方があります。
1ユニットは資産の1%をリスクに晒す取引量ということ。これもATRがわかれば簡単に計算できます。
例えば100万円投資資金があるなら1ユニットは1%なので1万円。
例えばドルのATRが仮に10円の場合、
1ユニットは1万円÷10円で1000
なのでこの場合10000÷1000=100ドルが1ユニットとなります。
100ドル購入した時、1%リスクを取っている!となるわけです。
ちなみに1トレードでの損失を資金量の2%以内に抑えるのが世界標準と言われているそうです。
活用してみてくださいね!
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では今日も頑張りましょうー!